六義園へ。その後は初めて大塚マスジドを訪問

六義園 Diary

先週の木曜日(12月7日)に、文京区の六義園に行ってきました。

インドネシア出身の妻は、日本の四季を味わいたい。数年前の秋、一緒に上高地に行きましたが、まだ木の葉が赤くなっていませんでした。

「今年こそは綺麗な紅葉を存分に見て、写真も撮りたい」という妻の強い要望(もちろん、わたしも紅葉が見たい!)があり、家族で出かけることに。

訪れたタイミングはバッチリで、家族みんなで紅葉狩りを楽しみました。

吹上茶屋の抹茶

上の写真は、吹上茶屋の抹茶セットです。六義園の風景を眺めながら抹茶も楽しみたい・・・と思っていたのですが、念願が叶いました。

茶屋から池を眺めていると風が吹き、池に漣が立ったのですが、漣に光が反射して煌めく様子がとても綺麗でした。

また、心泉跡にて、次の言葉に出会いました。

心の泉 いにしへよりもふかく

詞の林 昔よりもしげし

藤原俊成

藤原俊成が編纂した『千載集』の序文の言葉だそう。和歌をとおして立ち現れる世界にも興味が膨らみます。

六義園を楽しんだあとは、ズフルの礼拝(昼の礼拝)・アスルの礼拝(午後の礼拝)をするために最寄りのマスジドを調べたところ、大塚マスジドが近いことが判明。初めて足を運びました。

大塚マスジド

大塚マスジド(男性礼拝室)

礼拝室に入ると、ちょうど日本人ムスリムの中村さんが、マスジド見学の案内をされているところでした。マスジドを訪れると知人に遭遇することが結構あるのですが、思いがけず知人に会うと、とても嬉しいものです。

礼拝を終えてマスジドを出ると、ちょうどムスリムの子どもたちがインターナショナルスクールにやって来るタイミングでした。

その後、妻とハラール対応のレストランを探して大塚駅周辺を歩き回ったのですが、ヒジャーブを身につけた小中学生の姿を多数見かけ、彼らの姿が大塚の日常風景の一部として自然に溶け込んでいるように感じられ、感激とカルチャーショックを受けました。

大塚駅前をとおる路面電車にも、夫婦で興味津々でした。

大塚マスジドは、マスジドの建物自体は大きくないのですが、コミュニティの人たちの努力が大きく、活発に動いていることをいろいろなところで耳にしており、とても興味深いマスジドです。機会があれば、また訪れてみたいです。

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