2024年3月末から4月末までの約1ヶ月間、妻の郷里であるインドネシアで過ごしました。
アルハムドゥリッラー
ラマダーンも残すところあと半分というタイミングでインドネシアに行き、ラマダーン明けのイードゥル・フィトル(断食明けの祝祭)に集まった親戚の方々と楽しい時間を過ごすことができました。
インドネシアでは、数えきれないほど想定外な出来事があったように思えます。今回はそんな中でも、自分がつまずいたことをシェアしようと思います。
おそらくこれを読んでおられる多くの方はわたしと違って賢明でしょうから、同じようなつまづきはしないとは思いますが・・・。また次回渡航する際に同じつまづきをしないよう、未来の自分のためにも書くことにします。
次の2つについて書きます。
- インドネシア入国にはビザが必要だった!
- 日本国内の銀行口座からインドネシアに送金する際、SMS(ショートメッセージ)が使えないと困ることがある!
インドネシア入国にはビザが必要だった!
わたしが初めてインドネシアに渡航したのは2019年の12月、妻と結婚するためでした。そして妻と結婚して2人で日本に帰った直後、世界中に新型コロナウイルスが広がりました。
2019年に渡航した際には、インドネシア入国の際にビザが求められた記憶がなく、勝手にビザなしで入れると思い込んでしまっていました。「そんなこと渡航前に調べとくだろ普通・・・」と、今さら思いますが。
どうやらもともと日本は観光ビザ免除の対象国だったようですが、コロナ禍を経てビザ免除国が見直され、現在(2024年4月)は観光目的の日本人もビザが必要とされるようです。
この事実を知ったのは、ジャカルタのスカルノハッタ国際空港に到着し、入国手続きをするタイミングでした。
「なんか面倒なことになるんじゃないか!?」と思いましたが、近くの窓口でお金を払って(わたしと娘、1人約¥5,000で、計約¥10,000)、すぐに発行できました。そのビザで30日間滞在でき、必要があれば更新も可能とのことでした。
支払いは、インドネシアルピアかUSドルでしかできませんでした(日本円をあらかじめルピアに変えて持っていって良かった!)。
SMS(ショートメッセージ)が使えないと不便!
海外でスマートフォン、インターネットを使う方法は複数あります。
- 海外に対応したSIM(eSIM、プリペイドSIM)
- 国際ローミング
- レンタルWi-Fi
- 現地のフリーWi-Fi
など。
わたしは普段からWhatsAppを使って通話することが多かったため、「インターネットだけ使えればいいか」と思い、現地のレンタルWi-Fiを利用することにしました。
ただ、このとき見過ごしてしまっていたのが、それだとSMS(ショートメッセージ)が使えないということです。
ショートメッセージで誰かとやり取りすることはありませんし、日本でもほとんど使っている印象がありませんでした。しかし、実際には使っていました。セキュリティ認証のための認証コード受信のために・・・。
最初に認証コードを求められたのは、インドネシアに着いてから、あるメッセンジャーアプリをインストールしようとしたときです。このときは、ショートメッセージが受信できず、アプリを使い始めることができませんでしたが、「ま、いいか」で済みました。
ところがインドネシア滞在も残すところあと数日というタイミングで、困ったことになりました。
渡航前、インドネシアの口座に余裕を持って現地での生活費を振り込んでおいたのですが、予想外の出費(腸チフスで病院に行ったり、デング熱で病院に行ったり、お腹を壊して病院に行って点滴を受けたりなど・・・ほかにも何かあったような)で、予算オーバー。
「足りなくなったらいつでもオンラインで日本の銀行口座から送金すればいい」と楽観的に考えていましたが、いざ日本のみずほ銀行のアカウントにログインして送金しようとしても上手くいきません。
IPアドレスが海外になっていることが関係しているのか、VPNを使っていたことが関係しているのか理由はわかりませんが、銀行アプリで第2暗証番号を表示させようとすると、「ショートメッセージでお送りした認証コードを入力してください」となり、ショートメッセージが受信できないのでそこで行き詰まってしまいました。
ゆうちょ銀行でも試したところ、こちらは海外からでも国内と同じように送金できることがわかりましたが、日本を出る前にゆうちょ銀行の口座はほとんど空にしてきたので意味なし・・・。
結局、オンラインで国際ローミングのオプションに申し込み、ショートメッセージが受信可能になったのでことなきを得ました。
国内ではあまり気にしていませんでしたが、セキュリティ認証でショートメッセージを使うアプリやサービスは結構あるので、今後も気をつけたいと思います。