招待ゲストの方々と朝食
5月24日(土)、ICNA-MAS Conventionがスタートしました。
この日はほかのインターナショナル・ゲストの方々との朝食から始まりました。

わたしたちインターナショナルゲストの責任者をしてくださった、ICNA事務局長補佐のTayyabさんともここで初めてお会いしました。
わたし以外は全員パキスタン系なのですが、わたしに配慮して英語で会話してくださいました(が、英語でもわたしにはよくわからない箇所がたくさんありました・・・)。
Why Islamの方々とのミーティングに参加
食事のあとは、Why Islam(ダアワのための団体)の方々とのミーティングに参加。アメリカでのダアワ活動に学ぶことは今回の渡航の主な目的の1つだったので、とても楽しみにしていました。最初にスライドを使ってWhy Islamの活動が紹介され、ダアワに使われているAIとの会話体験や、質疑応答がなされました。



特に注目させられたのが、AIをダアワに活用している点です。WebサイトからAIに対し、質問ができる仕組みが作られていました。個人的に、AIはまだまだ不自然・不正確な点が多いというイメージを持っていましたが、イスラームに関する質問に明確に自然に答えている場面を見て驚きました。

日本人の多くは、よく知らない人に宗教の話をされたり、商品・サービスの営業をされたりするのが嫌だという方が多いと思います。「人と直接対話する」ハードルが高いと思うのですが、イスラームに興味を持った方が、直接人に会わなくてもAIで質問できるというのは気軽に利用しやすく、日本でのダアワの助けになると思いました。
活動、Webサイト、AI活用などについて、ぜひICNAのWhy Islamの方を日本にお招きし、日本のダアワ活動への導入をサポートしていただきたいと思いました。
スピーチ
この日の夜、メインホールにておこなわれるセッション”Faith Without Doubt: Embracing Belief in a World of Uncertainty”にて、わたしたち海外からの招待ゲストがショートスピーチを発表することになっていました。
それぞれの国・団体のムスリムの状況や活動を紹介、という内容で、事前に3〜5分のスピーチと伺っていました。
原稿を用意し、試しに読んでみると6分30秒。今日範囲かと思っていたら、ステージに上がる前に、「1人3分で」と念押しされました。これはやばい、と思い、内容を半分以上削除。なんとか発表までに間に合いました。


以下は、わたしのスピーチの動画です。
思ったよりも多くの方々が日本に興味を持ってくださったようです。
スピーチ後、比較宗教学を30年以上研究されているという方から声をかけていただき、興味深いお話をしていただきました。